【迷ったらこれ】オピネルナイフ#9(ステンレス)を徹底レビュー!

レビュー

キャンプで調理をする時に必要不可欠なキャンプナイフ。

キャンプナイフは調理だけでなく、アウトドアのいろんな場面で大活躍してくれるアイテムです。

最近では、それぞれの用途に合ったキャンプナイフが展開されており、どれが良いのか悩まれる方も多いでしょう。

その中でも本記事では、キャンプ歴6年の私が普段から愛用しているオピネルナイフについて紹介します。

いんちょう
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本記事はこんな人におすすめ!

・キャンプナイフの購入を考えている人

・オピネルナイフの購入を考えている人

・オピネルナイフのサイズや種類に悩んでいる人

定番のキャンプナイフ「オピネルナイフ」

1890年代にフランスで生まれた長い歴史を持つ「オピネルナイフ」。

折りたためる便利な構造シンプルな木製の持ち手のデザインはもちろん、ブレード(刃)の素材豊富なサイズバリエーションなど自分好みのナイフを選ぶことができるのも魅力のひとつです。

そんなオピネルナイフは今や世界中で愛され、国内でも定番のキャンプナイフとして知られています。

私もその魅力に惹かれてオピネルナイフを愛用しているうちの一人です。

いんちょう
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コスパの良さもオピネルナイフの魅力ですよね。

オピネルナイフ#9(ステンレス)の魅力

様々な種類が展開されている中で私が選んだのは、ブレードがステンレス製でサイズが#9のものです。

タイトルにもある通り、まさに【迷ったらこれ】のアイテムです。

なぜステンレス製のブレードと#9のサイズが良いのでしょうか。

魅力1:メンテナンスのしやすさ

私がステンレス製のブレードを選んだ理由は、「メンテナンスのしやすさ」です。

オピネルナイフのブレードの素材は、カーボン製ステンレス製の2種類から選ぶことができ、素材によってメンテナンスのしやすさが異なります。

カーボン製
メリット:切れ味が鋭い。研ぎやすい。
デメリット:刃こぼれしやすい。錆びやすい。

ステンレス製
メリット:刃こぼれしづらい。錆びにくい。
デメリット:カーボン製に比べて切れ味が劣る。

カーボン製は刃こぼれしやすく、錆びやすいですが、日頃のメンテナンスを心がけることで切れ味を保ち、錆を防止することも可能です。

ですが、私自身めんどくさがり屋ということもあり、頻繁にメンテナンスをする必要のないステンレス製を選びました。

使用後は、ウェットティッシュや水などで刃の汚れを拭き取るだけで綺麗な状態を保つことが可能です。

メンテナンスをする手間をなるべく省きたい人キャンプ頻度が少ない初心者の人には特におすすめです

いんちょう
いんちょう

切れ味にこだわりがある人や手入れを楽しみたい方はカーボン製もおすすめです。

魅力2:万能なサイズ感

オピネルナイフには#2〜#13の合計11種類のサイズが用意されております。
※ #1、#11は生産中止

サイズそれぞれに適した用途があるため、どのサイズを選ぶべきか悩まれる方も多いでしょう。

使用する用途によって使い分けたいという方もいますが、なるべく荷物を減らしたい方にはナイフ1本を色々な場面で使うことを想定すると#8#9あたりのサイズがおすすめです。

実際、#8、#9のサイズは万能サイズとして初心者の方にも人気があり、1本持っているだけでキャンプで大活躍してくれます。

以前、#8を持っている友人に使わせてもらいましたが、調理するには少し小さく感じてしまったことから私は#9を選んで、現在も使用しています。

私が、#9を実際に持ったサイズ感はこちら。

重さも約55gと軽く、よほど大きな食材を使用しない限りは、調理をするにしてもちょうどいいサイズ感です。

いんちょう
いんちょう

手の小さい方や女性の方には#8もおすすめです。

注意すべき点

オピネルナイフは機能性やデザイン製、コスパなどたくさんのメリットがありますが、一方で少なからずデメリットも存在します。

購入を考えている人は特にしっかりとデメリットを把握して、購入するうえで注意すべき点を抑えておきましょう。

デメリット1:薪の加工には不向き

注意すべき一つ目のデメリットは、薪の加工には向いていないという点です。

キャンプナイフは、調理の他に薪の加工をする際にもよく使用されます。

薪の加工とは、太い薪を割って細かくする「バトニング」という作業や薪を細く削って火をつけやすくする「フェザースティック」を作る作業を指します。

フェザースティック

これらの薪の加工に適しているナイフは、「フルタング構造」と呼ばれるブレードが持ち手の末端まで一体化している強度の高い構造をしているものです。

一方で、オピネルナイフは、「フォールディングナイフ」と呼ばれる折りたためる構造をしており、ブレードと持ち手が一体化していないため、薪の加工をするには強度がイマイチで、適しているとは言えないでしょう。

オピネルナイフは、調理用のナイフとして扱うことをおすすめします。

いんちょう
いんちょう

最近は薪の加工をする機会も減ったので、オピネルナイフだけで十分になりました。

デメリット2:持ち手に水は厳禁

手入れが簡単で錆びにくいのがメリットであるステンレス製のオピネルナイフでも、水を吸収しやすい木製の持ち手には水は厳禁です。

水を吸収することで、持ち手部分が膨張し、ナイフの開閉がしづらくなってしまいます。

手入れをする際に水を使用する際は、持ち手が濡れないように十分に注意が必要です。

いんちょう
いんちょう

もし水に晒してしまって開閉がしづらくなっても、しっかりと乾燥させれば元に戻るので安心してください。

実際に使ってみた感想

オピネルナイフを購入したことで、キャンプでの調理はもちろん、さまざまな用途で活躍してくれているのでキャンプの必需品となっています。

また、デザインもおしゃれなので友人に褒められることもしばしば。

いんちょう
いんちょう

自分のキャンプギアを褒めてもらえるのは、嬉しいですよね。

オピネルナイフを使い始めて約2年ほど経ちますが、実際に使ってみての感想としては以下の通りです。

・十分な切れ味がある
・持ちやすい
・調理以外でも便利

十分な切れ味がある

オピネルナイフを実際に使用して思ったことは、「十分なほどに切れ味が良い」ということです。

私が愛用しているオピネルナイフのブレードはステンレス製のものです。

先ほどステンレス製のブレードの切れ味は劣っていると紹介しましたが、あくまでカーボン製のものに比べての話です。

一般的に使われている家庭用の包丁やナイフもステンレス製のものが多いため、ステンレス製だからと言って切れ味が悪いわけではありません。

よほど硬い食材を使わない限りは、ステンレス製の切れ味で十分と言えます。

持ちやすい

次に感じたことは、「持ちやすい」ということです。

オピネルナイフには、ゴム製のグリップ等がついてはいないものの、写真のように持ち手が握った時の手の形に合うように加工されているため、しっかりと握ることができます。

また、個人的には持ち手の末端部分は小指がひっかるようになっているため非常に持ちやすいと感じました。

特に#9は女性も男性も持ちやすい大きさとして人気があります。

いんちょう
いんちょう

木製の持ち手は握り心地が良くて、軽いのが魅力的ですよね。

調理以外でも便利

調理用ナイフとしてよく使われるオピネルナイフですが、用途はそれだけではありません。

手では開けづらい袋やパッケージを切って開ける際に使用したり、ロープを切ったりと様々な場面で手助けをしてくれます。

折りたたむとコンパクトになり、軽いのでポケットに入れておけば、使いたい時にすぐ取り出すことができるためとても便利に感じました。

いんちょう
いんちょう

刃渡り6cm以上の刃物は、銃刀法違反になることがあるため不用意に持ち歩かないように注意しましょう。

まとめ

本記事では、私が愛用しているキャンプナイフである「オピネルナイフ」について紹介しました。

私がおすすめするオピネルナイフ#9(ステンレス製)のメリット・デメリットをまとめるとこんな感じです。

メリット】
・コンパクトになる       
・デザイン性◎
・持ちやすい
・切れ味が良い
・軽い 
・メンテナンスが楽
・万能なサイズ感
・調理以外でも活躍

デメリット】
・持ち手に水は厳禁       
・薪の加工に不向き
・カーボン性より切れ味が劣る

オピネルナイフ自体のメリットにステンレス製のメリット、#9のメリットも加わり、素晴らしいアイテムということが十分にわかります。

また、デメリットもありますが、注意して使用すれば全く問題ありません

私も約2年ほど使ってきましたが、不便を全く感じないため愛用しています。

そんなステンレス製のオピネルナイフ#9はこんな人におすすめです!

・メンテナンスの手間をなるべく省きたい人
・キャンプ頻度の少ない人や初心者の人
・荷物をなるべく少なく、コンパクトにしたい人
・おしゃれなギアにこだわっている人
・コスパも重視している人
・どのサイズが良いか迷っている人

まさに多くの人の希望に沿ったキャンプナイフと言っても過言ではありません。

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